みなさんはスマホで音楽を聴いたり、動画を見る際にイヤホンはお使いでしょうか?ごちゃごちゃとした配線が嫌な私は根っからのBTイヤホン派です。
ちなみに私はBOSEのBTイヤホンを愛用しておりますが、次に購入するならばAppleのAirPodsかAirPods Proだろうなと考えております。
そんな事で今日はこの2つの商品の詳細を比較してみたいと思います。
AirPodsとAirPods Proの違い
パッとみた見た目だけでも違う2つの製品ですが、順を追って説明していきたいと思います。
- デザインの違い
- 防水性の違い(Apple Care詳細)
- AirPods Proにしかない機能
- 価格の違い
デザインの違い


Apple公式ページより引用
AirPods | AirPods Pro | |
タイプ | インナーイヤー型 ステム(長い) | カナル型 ステム(短い) |
サイズ | 高さ40.5mm×幅16.5mm ×厚18.0mm | 高さ30.9mm×幅21.8mm ×厚24.0mm |
重さ | 4g (左右各) | 5.4g (左右各) |
カスタムイヤーチップ | × | S / M / L |
装着感 | ▲ | ◯ |
カラー | ホワイト | ホワイト |
AirPods | AirPods Pro | |
ケースサイズ | 高さ53.5mm×幅44.3mm×厚21.3mm | 高さ45.2mm×幅60.6mm×厚21.7mm |
重さ | 40g | 45.6g |
種類 | Wirelessタイプ / 有線タイプ | Wirelessタイプ |
防水性能の違い
まったく違うと言っても過言ではない防水性能。これは、ユーザーの使い方次第では致命的な差が出ますので、購入した際にどのような使い方をするのかでキチンと選んだ方が良いポイントになります!
AirPods | AirPods Pro | |
耐汗耐水性能 | × | IPX4 |
これは大きな差になると思います。
AirPodsの場合、耐汗・耐水共に基準をクリアしておらず運動時に使用していると汗や雨などの影響で故障してしまうという可能性も大いにあります。対して、AirPods Proの方は耐汗耐水性能がIPX4と9段階ある基準の内4番目と決して高い性能ではありませんが、基準内容としては300mm〜500mmの高さかつ全方向から10分間水をかけても動作に支障がないというレベルです。
ランニング中にも使用したいと考えている方は必然的にAirPods Proという選択肢になってくるんじゃないでしょうか。
(※そもそも、AirPodsをランニング中に装着すると、耳の形状にもよりますが非常に落ちやすいという印象です。)
仮にAirPods・AirPods Proが水没してしまった時の修理代金にも触れておきたいと思います。
水没時の交換費用 | AirPods | AirPods Pro |
Apple Care加入時 | 8,778円(税込)※片方 | 4,070円(税込) |
Apple Care未加入時 | 8,778円(税込)※片方 | 10,780円(税込) |
第一にAirPods製品の水没は製品の保証対象外となっております。従って、水没させてしまう可能性のある使用方法をされる方はApple Care+に事前に加入しておく事をオススメいたします。加入には3,740円(税込)がかかりますが、保証期間は2年間。1年に2回まで(両方水没してしまってもカウントは1回)4,070円(税込)で交換可能です。
※紛失してしまった場合には対象外なのでご注意を!
2年間の保証期間が終了してしまった後も月額で保証を延長することが可能です。
AirPods Proだけの機能
AirPods Proには、AirPodsにはない特別な機能を備えています。
これを見ればAirPods Proの魅力がさらに増すこと間違いなしです!是非参考にしてみてください。
- つまむ操作方法
- アクティブノイズキャンセリング
- 外部音取り込みモード
- 空間オーディオ
コントロール | AirPods | AirPods Pro |
1回タップ/つまむ | × | 再生/一時停止/電話応答 |
2回タップ/つまむ | 再生/一時停止/電話応答 | 次の曲にスキップ |
3回タップ/つまむ | × | 前の曲にスキップ |
長押し | × | アクティブノイズキャンセリング/ 外部音取り込みモード切り替え |
Hey Siri | 曲の再生/電話発信/経路確認 | 曲の再生/電話発信/経路確認 |
アクティブノイズキャンセリングとは何か。
それは「雑音を音で消す」ということ!
どういうことかというと、AirPods Proの外向きのマイクロフォン(ステム部分の黒いところ)で外部の音を検知します。その音と釣り合うアンチノイズ機能が外部の音が耳に聞こえる前に消し去ってくれるんです!
さらには、内向きのマイクロフォンもイヤホン内の不要な音を検知して同じくアンチノイズ機能で消し去ってくれます。
例えば、電車の中で音楽を聞きたいけど乗り過ごしてしまう可能性がある場合、車内のアナウンスは聞こえるようにしておきたい。または、ワークアウト時など車の通る音など周りの音は聞こえている状態にしておきたいと思うシーンは多いと思います。
そんな時は軸部分にある感圧センサーを長押しするだけでアクティブノイズキャンセリングから外部音取り込みモードに切り替えることが可能です!
それはまるで映画館にいるかのような3Dサウンドに包まれるかのようです。
映画館のようなサウンドを得るにはスピーカーを前後左右きちんと配置しなければなりません。AirPods Proではそんな臨場感満載のサウンドを楽しむことができるんです。
通常、イヤホンを装着していて左から音が聞こえてくる状況で左を向いてもスピーカーとなるイヤホンも位置が変わってしまいますから何ら音に変化はありません。しかし、空間オーディオでは同じ状況下で左を向くと顔の正面から音がしているように感じることができます。
そんな空間オーディオに対応しているのはAirPods Proだけなんです!
※現状で空間オーディオに対応しているサービスはApple TV+のみ。まだ日本では対応になっていないので、随時対応されていくのを待つしかありません。
AirPods・AirPods Proの価格
ここにきて、気になってくるのは価格ですよね!予算面を重視して選ぶか、性能を重視して選ぶのか、どちらにしても、価格とのバランスを見て決めていくことになるのは間違いありません。
AirPods | AirPods | AirPods Pro | |
充電ケース | Charging Cace | Wireless Charging Cace | Wireless Charging Cace |
価格 | 19,580円(税込) | 25,080円(税込) | 30,580円(税込) |
一番安価なAirPodsのCharging Cace付属のモデルと高価なAirPods Proとの差額が11,000円です。この差額をどのように捉えるかは人それぞれです。
実際どれがオススメ?
まとめたように、価格の他にも違いはたくさんあります。
形状で言えばAirPodsがインナーイヤー型なのに対して、AirPods Proはカナル型でしっかりと耳にホールドすることができます。ランニングなどワークアウトを行いながら使用するのであれば、耐汗耐水性能からみてもAirPods Pro一択になってくるのではないでしょうか。
ちなみに、AirPodsのようなインナーイヤー型のイヤホンの場合は耳の形状によってはきちんと装着することができないなど問題が起こる可能性もありますので、試しに装着できる店舗で実際に耳につけてみることをオススメします。
価格の差は最大で11,000円あると考えても性能の面で大きくAirPods Proがリードしているように思います。Apple Care+に加入して何かあった時の備えも出来れば完璧かと思いますが、是非ともAirPods Proにしかない機能を満喫してもらいたいと思います。
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